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硯のご紹介


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 硯、正式名を河緑石硯と言い、中国三大名硯の一つである。
 硯の歴史は悠久であり、古くは唐代の著名な書道家の柳公権が 「論硯」 の中で、“硯を集めるには、青州が一番である。
 硯は河緑石硯を雕刻して出来たもので、甘粛省甘南蔵族自治州卓泥県の東北50余キロメートルの河深水中より採出された。河の水流は激しく、入力では採出は困難であつた。従つて当時の有名な文人でさえ、入手するのに難しく、北宋の有名な鑑賞家著の「洞天清禄集」に、この様に記されている。“端、歙の二石のほかに、北方では河緑石が最も貴重なものとされている。この石は、緑にして藍の様に美しく、玉の様に艶やかで、発墨も端渓下石に劣らない。またこの石は河深水の底にあり入力では到らず、この石を得たら価格がつけられない程の宝とされた。”
 石は水成岩の一種であり、学名は輝緑岩と言う。石質は堅くきめ細やかで、玉の様に滑らかで、叩いても音が出ず、磨墨、発墨ともに良好で、筆を痛めず、寒くとも凍らず、思い通りに使いこなせるというのが特長である。
 硯の色彩は緑色を主体とし優雅で、青翠色の紋様が入っている。中でも色が深緑で波の様な紋様が入ったものは“緑石”または“鴨頭緑”といい、硯中の上品とされている。又、“緑石”の中には緑色の中に淡い黄色或いは乳白色の縞模様の入った美石があり、これを“黄標緑石”といい、さらに貴重とされる。別の石では、色が深緑で石質は細かく“鸚鵡緑”と言われるものや、黒点を帯びた“墨点”がある。その他色は緑で朱砂色の点を帯びているものが有り、これは“柳葉青”と呼ばれている。数多くの石で、とりわけ高級なものは、前述の“黄標緑石”である。








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