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吉林省松花石硯は悠久な歴史をもつ伝統ある中国古硯の一つに数えられている。
清代康煕、雍正、乾隆などの歴代皇帝はこよなく松花石硯を欣賞し、皇帝専用の御硯としていました。現在北京故宮博物院に珍蔵されていることが何よりもの証しであり、欽定四庫全書『西清硯譜』にも詳しく記載されている。文中、聖祖に皇帝 (康煕) 御製松花石雙風識語にいわく“寿古而質潤、色緑而声清、起墨益毫、故其宝也”とその資質の確かさにもふれている。幻の硯として探し求められて200余年、いま変わらぬ緑をしたらせて美しく蘇がえつた。
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